1.エアコン周辺の家財道具を養生する

エアコン周辺の家具や道具を養生シートで保護します。養生シートにより、作業中に発生する汚れや水滴が家具にかからないようにし、お客様の大切な家財を安全に守ります。

養生シートは床や壁だけでなく、ソファーや棚などの家具にも適切に配置され、作業範囲が完全にカバーされます。養生テープを使用するため、粘着テープの跡が残ることもありません。

2.エアコンを分解する

エアコンを丁寧に分解することで、隠れた汚れやカビに効率的にアクセスし、徹底的なクリーニングが可能になります。
フィルターやファンなどの主要部品を個別に洗浄することで、エアコン内のすみずみまで綺麗になります。

3.エアコンの基盤部分を養生する

エアコンの電子基盤部分を養生シートやテープで保護することで、水濡れによるトラブルを防ぎます。
基盤部分を適切に保護することで、安全かつ効果的なクリーニングが可能となり、故障リスクを最小限に抑え長期間のエアコン寿命を維持します。

4.フィンやファンに洗剤を吹き付ける

養生後は、専用の洗剤をフィンやファンに吹き付けることで、汚れやカビが浮きやすくなり、高圧洗浄で効果的に除去できます。
アルカリ性洗剤の使用により、ホコリや油の汚れを落とし、塩素系洗剤でカビを綺麗にします。
市販のエアコンクリーナーでは取れないしつこい汚れも徹底的に落とします。

5.フィンやファンを高圧洗浄する

洗剤を吹き付けて数分間放置し、高圧洗浄機を使ってアルミフィンを奥の奥まで徹底的に洗い流します。
上から下に向かって繰り返し洗浄し、裏側の汚れやイヤなニオイの原因となるカビを徹底的に取り除きます。
洗浄後は暖房運転で内部を乾燥させ、残った汚水が排出されるため、送風口は養生しておきます。

6.取り外した部品を洗浄する

エアコン内部を乾燥させる間に、フィルター、カバー、ユニットなどの全ての部品を徹底的に洗浄します。
部品の洗浄には、浴室やベランダを利用し、高圧洗浄機で細部のホコリを洗い流します。
高圧洗浄機では落としきれない細かい部分の汚れには、ブラシを使って丁寧に清掃します。
汚れが少しでも残っていると、カビの再発などの問題が生じる可能性があるため、この工程で確実に除去します。

7.エアコンを組み立て、拭きあげる

すべての部品を洗浄し終えたら、タオルで水気を丁寧に拭き取ります。
微細な湿気でもカビの発生につながる恐れがあるため、細部まで注意深く作業を行います。
その後、ユニット、カバー、フィルターを順番に組み立て、動作確認を行い、暖房や冷房が正常に動作することが確認できた段階で、プロのエアコンクリーニングは完了となります。適切な処置・手順で、エアコンを最良の状態に戻します。